小学生にプログラミング教育が必修化されるため、小学生向けのプログラミング学習教材が続々と登場しています。
私たち親世代は、小学生のときにプログラミング教育を受けていないため、心配なことも多いですよね。
- 子どもによって、得意・不得意がありそう。
- 子どもが苦手意識を持ったらどうしよう?
- プログラミング教育ってどんなことをするの?
- 親としてサポートできることはあるの?
- 自宅用にプログラミング学習教材を買った方がいいの?
うちの子どもたちは、12歳の男の子、9歳の女の子、7歳の女の子の3人。
私自身、プログラミング教育への期待と不安を抱いている親の一人です。
ご縁があって『教育版レゴ マインドストーム EV3 for home by アフレル』を特別に3週間ほどお借りすることができました。
今回は、10歳からの「教育版レゴ マインドストーム EV3 for home by アフレル」の詳細と実際に12歳男の子と9歳女の子が使った感想をお伝えします。
Contents
教育版レゴ マインドストーム EV3の特徴
教育版レゴ マインドストーム EV3は、簡単に言うと「レゴで本物のロボットを作り、自分で作ったプログラミングでそのロボットを動かせる」ようになる教材です。
基礎からしっかり学んで最終的にレゴで作ったロボットをプログラミングで動かせるようになるから、子どもにとっては夢のようなワクワクのおもちゃ!?のような教材。
子どもたちが大好きなレゴだから、抵抗感や苦手意識も少なく、自然にプログラミングを学べるところが最大の魅力です。
レゴのロボットプログラミングで伸びる力
手を動かしてロボットを組み立て、順序立ててプログラムを組み、確認して修正していく。
そんな一連の流れを繰り返し行うレゴのロボットプログラミングを家庭に取り入れることで、プログラミングを学習する以外にも伸ばせる力があります。
- 空間認識力
- 創造力
- 論理的思考力
- 問題解決力
これらの力は、自分が経験していくことでしか伸ばせない力とも言えますよね。
学ぶことは楽しいこと!そんな気持ちが芽生えそうな教材です。
教育版レゴ マインドストーム EV3のセット内容
教育版レゴ マインドストーム EV3のセット内容は、
- 教育版レゴ® マインドストーム® EV3 基本セットV2(SW付き)
- DCアダプター
- 楕円コース
- サポートガイド
- セットアップガイド
- ワークブック [デビュー編] ①~④号
保護者用のサポートガイドを活用すれば、子どもが一人で解決できないときはサポートできるので、親としても心強かったです。
ワークブック[デビュー編]①からしっかり読んで内容が理解できれば、子どもだけでもプログラミング学習を進めることができます。
セット内容以外に必要なものは?
プログラミングを作るためには、パソコン、またはタブレットが必要になります。
各ご家庭でパソコンやタブレットを用意し、アフレルのホームページからEV3専用ソフトウエアを無料ダウンロードすれば準備完了です。
教育版EV3ソフトウェアの動作環境
- WindowsOS:最新サービスパック適用済み Windows 7、Windows 8、および Windows 10(Windows RT は除く)
- Mac OS:macOS X 10.6(Snow Leopard)から macOS 10.14(Mojave)
- RAM容量2GB以上
- 1.5GHz以上のプロセッサ
- 使用可能なハードディスク容量 2GB
- 利用可能な USB ポート、または Bluetooth 2.0以上
- 画面解像度 1024 × 600以上
※Windows(Windows RT以外)を搭載したタブレットで利用可能です。
公式サイトで詳しく見てみる
⇒10歳からの「教育版レゴ マインドストーム EV3 for home by アフレル」
教育版レゴ マインドストーム EV3を使った感想
3人の子どもたちに教育版レゴ マインドストーム EV3を見せたところ、興味を示したのは中学1年生(12歳)の長男と小学4年生(9歳)の長女でした。
早速、セットを確認。
レゴのパーツを使って、すぐにでもロボットを組み立てたい気持ちがあふれますが、ワークブックでまずは基礎から学びます。
ワークブック [デビュー編] ①の内容は、センサーやモーターの説明が書かれています。
12歳の長男は、小学校の理科の授業でセンサーやモーターについて教わったことがあったので、飲み込みが早い!
一方、9歳の長女は全くの初心者なので、親子で一緒にワークブックを読み進めました。
ワークブックを読みながら、実際に触って確かめていきました。
頭脳部分のインテリジェントブロック
まずは、インテリジェントブロックEV3を充電。
インテリジェントブロックEV3は、センサーやモーターをつなぐ本体です。
センサーの反応を確認したり、モーターを動かしたりする重要な装置です。
本体上でのプログラミングや測定データなどを表示させることができるほか、音の再生やモニターへのイメージ表示もできるので、モニターに顔のイラストを表示させるとロボットの顔にもなります。

センサーの種類は?
センサーは、全部で4つあります。
- カラーセンサー
- 超音波センサー
- タッチセンサー
- ジャイロセンサー
こちらはカラーセンサーです。
周辺の光や色を確認してみました。
超音波センサーでは、距離の測定ができます。
測定結果はモニターに表示されるので、子どもたちも大喜び♪
モーターの種類は?
モーターは2種類ありました。
- インタラクティブサーボモーターLが2つ
- インタラクティブサーボモーターMが1つ
続いてインタラクティブサーボモーターも触ってみます。
スタートボタンを押すとモーターが回転。
ロボットを作りたい衝動が抑えきれず、モーターにタイヤをつけて動かし始めました。
こちらがインタラクティブサーボモーターMです。
インタラクティブサーボモーターLとは、部品をつなげる軸の方向が違いますね。
軸の方向が違う2つのモーターを上手に組み合わせて、ロボットを動かしていくので、いろいろな動きを実現できそうです。
こんな感じでわいわい楽しく学び始めた子どもたち。
自宅で楽しく学べるから、おうち時間が充実します。
テレビを見たり、ゲームに費やす時間を少しでも価値ある時間に変えたいご家庭におすすめです♪
マインドストーム EV3のプログラミングソフトを使ってみた感想
小学4年生の長女がプログラミングソフトに挑戦している様子です。
親子で一緒にワークブックを読んでからスタートしましたが、「自分でやってみる!」と一人でプログラミングを始めました。
我が家のPCは、5年くらい前に購入したものなので、プログラミングソフトが動くか不安でしたが、問題なく使えて一安心。
モニターにイメージ図を出した後、動物の鳴き声を出すプログラムを完成させ、インテリジェントブロックEV3にプログラムを送り、動作を確認。
イメージ通りの動きになるまで、修正しながら何度も確認していました。
論理的思考力や問題解決力を伸ばしつつある瞬間を目の当たりにして、親も感動♡
9歳の長女が使えたことで、教育版レゴ マインドストーム EV3が初心者でも使いこなしていける教材だと確認できました(^^♪
マインドストーム EV3で子どもの夢が広がります
アフレル公式サイトでは、夏休みロボットアイデアコンテストやロボット動画コンテストなど、自分の作品やアイデアを応募できるイベントも開催しています。
コンテストの応募を目標にプログラミング学習を進められるから子どものやる気を継続できそうです。
子どもたちが途中で投げ出さないような工夫やアフターフォローも充実している印象を受けました。
マインドストームEV3は、デビューセットからステップアップできる「ロボコンセット」もあります。ロボコンに挑戦したいお子さんの夢が広がりますね。
アフレル公式サイトでコンテストの詳細を見てみる
⇒レゴ ロボットで学ぶ小学生向けプログラミング教材
まとめ

今回は、自宅で楽しく、自分のペースでプログラミング学習が進められる教育版レゴ マインドストーム EV3の詳細と実際に使った感想をお伝えしました。
実際に教育版レゴ マインドストーム EV3を使ってみてわかったことは、
- ワークブックがカラフルで見やすく、説明文がわかりやすい
- 初心者でも使えるプログラミング学習の教材
- 自分で組み立てるレゴのロボットプログラミングだから子どもが夢中になる
- 男の子も女の子も興味が持てるプログラミングソフト
- 自宅で楽しくプログラミングが学べるから、おうち時間が充実する
- 親子や兄弟・姉妹で一緒に使える
プログラミング学習に不安を抱いている方や先取り学習しておきたい方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。