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12月に入ると25日までは、街並みも気持ちもクリスマス一色でしたが、クリスマスを過ぎたらお正月飾りの準備に取り掛からなきゃですね。
ところで、お正月飾りって何をどう飾ればいいの?いつからいつまで飾るの?
日本人としてお正月飾りのことをしっかり学んで、子ども達に伝えたいですよね(^^)
今回はお正月飾りの意味や準備に良いとされている日や良くないとされている日、お正月飾りを飾る期間や処分についてお伝えします。
お正月飾りは何のために飾るの?
お正月飾りの種類と意味を知りましょう!
「お正月飾りって、何のために飾るの?」と突然子どもに聞かれたときにも答えられるように、お正月飾りを飾る意味を知っておきたいですよね。
新年になるとその年の幸せを運んでくれる「歳神様」が元旦の朝の『初日の出』とともに降臨すると考えられていました。お正月飾りは、”この家は「歳神様」をお迎えする準備が整っています”と神様にお伝えするために必要でとても大切な目印なのです。
お正月飾りは3つ「門松」「しめ縄(輪飾り)」「鏡餅」です。
「歳神様」が迷うことなく家に来てくださるよう門松を目印として玄関先に飾ります。しめ縄は「歳神様」をお迎えする準備が整っていること・神様の居場所があることをお伝えするために玄関先に飾りましょう。そして、お迎えした「歳神様」の居場所として鏡餅が必要となります。鏡餅は歳神様の居場所ですから、家族みんなが集まるお部屋の高いところに飾りましょうね。
お正月飾りの意味を知ると3つ全て準備しなきゃということがわかりました。
私は子ども達に、
「お正月飾りは”神様をお迎えする準備ができています。どうぞ我が家に来てください。”と神様に伝えているんだよ。」と話そうと思っています(^^)
子どもが親しみやすくて、小さめの門松もあります。
ニューイヤーアレンジ 迎春ミニ門松(NYMA015S)
最近では自然素材で作られたしめ縄飾りも多く見かけますね。
自然素材はそばにあると優しい気持ちになれるし、落ち着きますよね。
お正月飾りはいつからいつまで飾るの?
お正月飾りは12月28日ころに飾るのが良いとされています。
29日は「苦立て」、31日は「一夜飾り」と言われ、良くないと言われているので、29日と31日は避けましょうね。
ちなみに、お正月の準備は12月8日ころから始め、12月13日が「すす払い」として大掃除を始める日とされているようですよ。
お正月飾りを飾っておく時期を「松の内」と言います。
「松の内」は地域により異なるため、飾ったお正月飾りを取り外し、処分する時期は住んでいる地域で違いますよね。
関東は1月7日ころ、関西だと1月15日ころのようです。
古くからその地域で暮らしている方や人生の先輩に要確認ですね(^^)
お正月飾りの処分方法は?
年末に飾ってお正月を過ぎると、気になるのがお正月飾りの処分方法です。
処分方法には神社や地域で行われる「どんど焼き」がありますが、共働き世帯が増えた現代では、自宅での処分も増えてきているようです。
「どんど焼き」は1月15日ころ行われることが多く、鏡餅以外のお正月飾り(門松・しめ縄・破魔矢など)を持参してお焚きあげしてもらいます。
7日に取り外した場合は、紙などに包み自宅で大切に保管しておきましょう。
忙しくて「どんど焼き」に持って行けない方は自宅で処分します。
燃えるゴミとして処分しますが、処分する前にお正月飾り(門松・しめ縄・破魔矢など)を小さくまとめて新聞紙に包み、塩を振りましょう。
鏡餅は『鏡開き』です!
歳神様が宿った鏡餅を開き、神様をお送りするのが鏡開きです。
一般的には1月11日とされていますが、やはり地域によって異なるようです。
神様が宿った鏡餅を食べる「鏡開き」は「無病息災を祈願する」ための大切な習わしでもあります。
神様は目に見えないけれど、感謝の気持ちを持った優しい子どもに育ってほしいから、鏡開きも子ども達にきちんと伝えていきたいですね。
鏡開きですが、昔から木槌で開くことが縁起が良いとされてきました。
そう言えば、お祝いの席でお酒の入った樽のフタを木槌で開くのも「鏡開き」ですね。
でも、木槌がないお家がほとんどです。木槌がない場合に使いたくなるのが包丁ですが、鏡開きに包丁などの刃物はNGです。
神様が宿ったお餅ですから、刃物で切るのはNG。ちなみに「割る」という表現もNG。
「切る・割る」は切腹を連想させるため、縁起の良い物には使わないんだとか。
木槌がない場合、固くなった鏡餅はレンジで温めて手でちぎりましょう。
もしカビが生えてしまっていたら、カビを取ってから温めてくださいね。
まとめ
お正月飾りのあれこれをお伝えしましたが、最後に簡単にまとめますね。
お正月飾りは3つ「門松」「しめ縄(輪飾り)」「鏡餅」です。
飾る日は12月28日がベスト。29日と31日は避けましょう。
門松・しめ縄などのお正月飾りを取り外すのは「松の内」が終わる日。
関東では1月7日ころ、関西では1月15日ころ。
処分方法は神社の「どんど焼き」か自宅で塩をふり感謝の気持ちを込めてから燃えるゴミに出しましょう。
鏡餅は1月11日に「鏡開き」で歳神様をお送りし、食べることで無病息災を祈願しましょう。
日本人だから日本のお正月をきちんと子どもに伝えていきたいですね。
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