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体の悩みも前向きに考えられる。親子で読んでほしい絵本。

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どんなお子さんでも自分の体のことで悩むことはありますよね。
アトピー性皮膚炎の子は、自分の肌が人と違うことに悩みます。
食物アレルギーのある子は、人と同じものが食べられないことに悩みます。

母親の私がどう答えても、どう話しても納得できない子供たち。
そんな状況を変えてくれた絵本に出会いました。
子供たちの悩みを前向きに考えられるように変えてくれた絵本「てるちゃんのかお」をご紹介します。

アレルギーやアトピーのこどもの悩み。

私自身も小さなころからアトピーで肌が弱く、きれいなお肌にあこがれていました。
そして自分の湿疹を人に見られることが嫌でした。
だから、子供たちが日々感じるつらさや悲しい気持ちは痛いほどわかります。

肌の弱い我が子は、お友達に湿疹のことをからかわれて、家で泣くこともありました。

食物アレルギーの我が子は幼稚園の年長になったころから、自分の悩みを口に出すようになりました。
「どうして私だけみんなと同じものが食べられないの?」
「どうして私はアレルギーなの?」

親が自分の経験や知っていることを話しても子供は納得できません。
「あなただけじゃない」と伝えても、それは求める答えではなかったようです。

子供たちを産んだ私は、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
でも落ち込んでばかりはいられないのが母親ですよね。

湿疹が気になるなら、きれいなお肌になるようケアします。
食物アレルギーの子には、アレルギーがあっても食事を楽しめることを伝えようと、毎日ご飯やおやつを準備します。
でも、子供の心はスッキリしないのです。

親子で読んでほしい絵本。

子供の悩みにうまく答えられず、困っていたそんなある日。
「てるちゃんのかお」という絵本に出会いました。

海綿状血管腫という病気で顔に大きなこぶがある男の子の実話です。
顔にあるこぶのせいで、いじめや差別を受けてきた「てるちゃん」。
でも、お母さんの支えと自分の努力で明るく生きていくお話です。

我が子に読み聞かせたところ、「てるちゃんと私は似てる。」と一言。
「この本、大好き」と言って、何度も何度も絵本を読んでいました。

絵本に出てくる「てるちゃん」のお母さんの言葉。

子供だけでなく、私の心にも響きました。

この絵本を読んでからは、悩みを口にすることもなくなりました。
人からからかわれても、ひどく落ち込むこともないようです。

学校から帰ってきてから、「むかつく―!」「自分だって○○のくせにー!」と私にグチを言ってストレス発散しています。

我が子が求める答えは「てるちゃんのかお」の絵本で見つかったようでした。
我が子の本当の悩みは「人と違う私はどう生きて行けばよいのか?」だったのかもしれませんね。

絵本に出てくる「てるちゃん」は、医学博士の藤井輝明さん。
ご本人とお会いする機会もありましたが、とても穏やかで明るい方でした。
↓お会いした時にいただいたオリジナルシールです。

もし、同じようにお子さんが悩んでいたり、これから大きくなって悩んだ時。
ぜひ一度、この絵本を親子で読んでくださいね。

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我が子の最近のお気に入りはレオ・レオニのスイミー。
一匹だけ黒い魚のスイミーが活躍するお話です。
コンプレックスを武器に変える!そんな勇気が子供の心に響きます。
こちらもおすすめです。

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