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5月~8月に咲くユリ。
豪華で美しいお花ですが、近くにいるだけでアレルギー症状を起こす人もいるのです。
我が子もそのうちの一人です。
色々調べても、ユリアレルギーの情報は少ないのが現状です。
我が子の症状と我が家の対処方法、対策をお伝えします。
ユリ・カサブランカってどんなお花?
ユリは5月から8月にかけて咲くユリ科のお花。
ヤマユリ、オニユリ、テッポウユリ、ヒメユリなど種類も豊富です。
中でも白く大きい「ユリの女王」と呼ばれているのが、カサブランカ。
香りが強いのが特徴です。冠婚葬祭でもよく見かける豪華で美しいお花ですね。
写真のオレンジ部分が雄しべです。ここに花粉がたっぷり付いています。
お盆時期など実家や親戚のお家に飾られていたり、お墓参りに行くとよく見かけます。
最近ではピンクなど色の付いた品種も見かけるようになりました。
ガーデニングでも人気が高く、ご自宅の庭先で大切に育てている方もいらっしゃいますよね。また、野山には野生のユリも咲いていることもあります。
アウトドアでのレジャーにお出かけするときも気を付けなければいけませんね。
ユリのアレルギーの症状
我が子はユリやカサブランカに近づくとアレルギー症状を引き起こします。
ユリアレルギーかも?と疑いを持ったきっかけは、実家に飾られたカサブランカ。
カサブランカが飾られた部屋に入ったとたん、くしゃみが始まったのです。
我が子の場合は、花粉そのものが原因のようです。
すでに咲いているカサブランカの花粉はお花屋さんで取り除かれていました。
花粉が取り除かれたカサブランカだけが咲いている状態なら症状が出ていなかったのです。
問題はつぼみ。つぼみの中の花粉まではお花屋さんで取れません。
つぼみだったカサブランカが咲いたことで、花粉がむき出しになりアレルギー症状が出たのです。
私の友人にもユリアレルギーの女性がいます。
彼女も鼻がムズムズして、くしゃみが止まらなくなるそうです。
花粉関連記事はこちらから⇒症状からチェック!子供の花粉症。
近所に咲くユリにも注意して!
小学生になった我が子。
6月のある日、近所にユリが咲いていることに気付かず、無防備な状態ですぐそばを歩いてしまいました。そしてアレルギー症状が強く出てしまったのです。
帰宅した我が子は目がショボショボして開けられないし、鼻もムズムズしてくしゃみが止まらない・・・そんな状態でした。
シャワーで全身を洗い、目薬を差して、かゆみが引くまで保冷剤で目を冷やしました。
落ち着くまでは、プチパニックです。
アレルギー症状が出たときの状況を確認し、原因探し。
そして、通学路にユリが咲いていることにやっと気付いたのでした。
スギやヒノキの花粉時期が過ぎて、ちょっと忘れたころに訪れたユリの花粉。
一年中いろいろな花粉が飛んでいるとは聞いていました。
アレルギーの血液検査では代表的な品目しか検査していなかったので、我が子のように症状が出て初めて血液検査品目以外にアレルギーがあるとわかることもありますね。
ユリアレルギー対策。
我が家のユリアレルギー対策をまとめます。
家やお墓にユリを飾るときは花粉を取り除くことが大切です。
我が子は花粉を除去すれば症状は出ませんでした。
つぼみの場合は、咲き始めて間もないころは、まだ花粉が吹き出ていません。
その時に雄しべを引っ張ると簡単に取れます。
すでに花粉が付いている雄しべは、ピンセットや割りばしで取りましょう。
ティッシュなどを準備しておいて、取った雄しべをすぐに包んでくださいね。
また、ユリの花粉は洋服に着くと落ちにくいので気を付けてください。
近所や野山などにユリが咲いている場合がありますよね。
この場合は花粉対策と同じ対策で症状を予防します。
我が家で行っている対策は以下の①~⑥です。
①花粉用メガネ着用。
写真は我が子が愛用しているキッズ用の「JINS花粉CUT」花粉最大98%カット。
価格は3,300円。
感染症対策にもおすすめ。
②マスク着用。
③帽子着用。
④花粉ガードスプレーで髪の毛や衣服への付着を最小限に抑える。
⑤帰宅後すぐにシャワーで全身についた花粉を洗い流す。
⑥着ていた衣類の洗濯。
我が家ではスギ・ヒノキ花粉の時期にも同じ対策をしています。
まとめ
ユリの開花時期は5月から8月です。
ユリアレルギーは花粉を取り除くことが大切。
つぼみの場合は、咲き始めて間もないころは、まだ花粉が吹き出ていません。咲き始めて花粉が吹き出す前に雄しべを取りましょう。
花粉が取れないご近所に咲くユリや野山のユリには、花粉対策と同じ対策で症状を軽減しましょう!