花粉対策

症状からチェック!子供の花粉症。

子供の花粉症が増えているそうです。
その発症率は5歳~9歳で約14%、10歳~19歳では約31%とも言われています。

でも、子供の花粉症は判断しにくいですよね。
特に、幼いお子さんは症状をうまく伝えることができない。
そのため、対策が遅れてしまうこともあります。

また、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーを持つお子さんは特に判断しにくいです。
我が家の経験も交えて、子供の花粉症についてお伝えします。

子供の症状やしぐさから判断

子供の花粉症では以下の症状が現れます。

①目のかゆみ、充血
②鼻のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまり
③のどの違和感(かゆみ、痛み)
④咳
⑤皮膚のかゆみ
⑥微熱

大人の花粉症の症状といえば、「くしゃみ・鼻水」が代表的ですよね。
子供の場合、もともと他のアレルギーがあったり、アトピー性皮膚炎の子はそれらの症状も悪化することがあるそうです。

目がかゆい場合、子供は全力で目をこすってしまいます。
目の周りの皮膚が荒れて、赤くはれてしまったり。
眼球に傷がついてしまうのではないかとヒヤヒヤです。
また、我が子は上記以外の症状として「耳の中がかゆい」と言うこともしばしば。

花粉症を判断するために、花粉情報もチェックしてみてくださいね。
我が子の症状が重い日はたいてい「花粉の飛散量が多い日」。
毎日の花粉量とお子さんの症状の度合を結び付けてみると判断がしやすくなりますよ。

うちの娘は食物アレルギーやアトピー性皮膚炎などを持っているため、目のかゆみやくしゃみ、咳などの症状の原因がわからないことがありました。
血液検査を受け、花粉症でもあることが分かり、対策もしやすくなりましたよ。

上記の症状や風邪にも似た症状が長引くときには、医療機関で検査を受けて原因を見つけることも大切です。

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花粉の時期はアトピー性皮膚炎の症状も悪化する?!

我が子は2歳の春ころから、花粉の季節になるとアトピー性皮膚炎が悪化するようになりました。その後、目のかゆみやくしゃみなどの症状も出てくるようになったのです。

もともと食物アレルギーの症状としてもアトピー性皮膚炎が出る子でした。
そのため、お肌の調子が悪いと、食物アレルギーを疑っていました。
食べた物の中にアレルギー物質があったのか??と原因を調べる毎日。
でも、原因となる食べ物は見つからず。

症状が長引いたため、小児アレルギー科のかかりつけ医に相談しました。
お医者さんは花粉症の疑いを指摘。血液検査で調べることにしました。
血液検査の結果、スギやヒノキの花粉症があることが判りました。
原因がはっきりわかれば、次はその対策です。

花粉時期は寝ている間も目や皮膚のかゆみ、鼻水などで、睡眠が妨げられてしまいます。
我が子は、そんな症状から睡眠が浅くなってしまうこともしばしば。
朝起きることができず、幼稚園を休ませたこともあります。

もちろん母である私も夜中に何度も起きることになります。
症状が落ち着くまで、患部を冷やしたり、目薬をさして、ケアします。
でも、根本の対策をしなければ、症状の軽減にはつながらないのです。

日常生活やお部屋の花粉対策などを調べて、症状が軽減する方法を見つけていきました。
(関連記事はこちら「子供のつらい花粉症に!今日からできるお部屋の花粉対策 お部屋の見直し編」

花粉対策を日常に取り入れてからは、症状がひどく悪化することはなくなりました。
小学生になった娘は学校生活も普通に過ごせていますよ。
もちろん、私もぐっすり(^^)

お子さんが花粉症か?流行りの風邪なのか?
症状からチェックして、早めに対策しましょう!

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子供の花粉症は何科を受診するの?

お子さんが花粉症の疑いがある場合、何科を受診すればよいか迷いますよね。
小児科や耳鼻科でも対応できる病院はあるようです。
花粉症だけであれば、その時期に小児科や耳鼻科を受診することで対応できそうです。

ただ、アトピー性皮膚炎や他のアレルギーがあるお子さんは小児アレルギーの専門医をかかりつけ医にしておくと安心ですね。

うちの娘は『アレルギー科』で花粉症も診てもらっていました。
娘の様子を見ていると花粉症やアレルギーの症状は年々変わるんだと感じます

乳児のころから食物アレルギーがあり、さらにアトピー性皮膚炎も持つ我が子。
2歳ころは花粉時期でアトピーが悪化していました。
小学生になるころには肌に症状が出なくなってきたな・・・と感じるように。
そう思っていたのもつかの間、ぜん息のような咳が出るようになったのです。

医師からも子供のアレルギーは成長とともに症状が変わると教わりました。
アレルギー体質のお子さんは乳児期には食品に反応しやすく、症状はアトピー性皮膚炎としても現れます。
学童期になるとダニや花粉などに反応しやすくなり、症状もぜん息やアレルギー性鼻炎などに現れやすくなります。

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成長により症状や原因が移行することを「アレルギーマーチ」といいます。
放置すると成人型のアレルギーへ移行するそうです。
この「アレルギーマーチ」を止めるためには、アレルギー症状の原因究明が大切です。
そして、早期の適切な治療や対策が重要となるそうです。

お子さんの症状により、小児科や耳鼻科など受診する科を変えるのは大変です。
子供にとって病院は好きではないところ。
知らない病院の知らないお医者さんというのはストレスになります。

親にとっても病院の新規開拓はとっても負担ですよね。
ですから、症状が変わっても安心して診察してもらえるアレルギー科のかかりつけ医を見つけておくことをおすすめします。

アレルギー科のかかりつけ医をおすすめする理由。

私がアレルギー科のかかりつけ医をおすすめする理由。
それは、アレルギー症状の改善には日常生活の対策が必要だからです。
アレルギー科の医師はお薬をくれるだけではないのです。

診察では日常生活で注意することや症状を悪化させないポイントなども教えてくれます。
細かな不安や疑問も相談できる唯一の存在です。

そこから日常生活を見直し、対策に必要な物を購入したり、掃除方法を変えたり・・・。
薬だけではなく、生活面の見直しも必要になるため、正直大変です。
でも、その努力は子供の笑顔につながります。

子供がぐっすり眠れた日は、自分の努力が報われた気がします。
「今日もたくさん眠れてすっきり起きられたね。」とうれしくなります。

反対に子供の眠りが浅く、すっきり起きられない時。
そんな時は、原因を探って対策を強化します。
まるでアスリートとコーチのような関係です。

長期にわたってその症状が続くと、それが当たり前になってしまうこともありますよね。
ですが、症状が重ければ日常生活に支障をきたしてしまいます

体力がなくてよく眠る子・・・そんな風に感じる場合。
もしかしたら、お子さんの眠りが浅くなっているのかもしれません。
適切な対策でお子さんの体調を整えていきましょうね。

まとめ

子供の花粉症では以下の症状が現れます。

①目のかゆみ、充血
②鼻のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまり
③のどの違和感(かゆみ、痛み)
④咳
⑤皮膚のかゆみ
⑥微熱

子供の場合、もともと他のアレルギーがあったり、アトピー性皮膚炎の子はそれらの症状も悪化することがあります。

また、子供の症状は成長とともに変わるものです。
症状が変わっても安心して診察してもらえるアレルギー科のかかりつけ医を見つけることをおすすめします。

子供の症状やしぐさから不調のサインが発信されています。
子供の声に耳を傾け、子供に寄り添って、何を訴えたいのか気持ちを汲み取る・・・。
大変だけど、子供の笑顔のためにお互い頑張りましょうね。

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