こどもスキンケア

子供のアトピー性皮膚炎を悪化させない。きれいなお肌を保つコツ!

うちの娘はアトピー性皮膚炎です。
体調の悪化や季節、気候によってもお肌の状態が悪化します。

アトピー性皮膚炎は毎日のお肌ケアでよい状態を保つことが大切です。
入浴で体を洗ってお薬や保湿クリームを塗るお肌ケアはとても重要だと感じています。
我が家では、お薬や保湿クリームはかかりつけ医から処方されたものを使っていますよ。

でも、子供のお肌ってどうやってきれいな状態をキープするの?今の方法でよいのかな?
そんな疑問にお答えできるよう、我が家で実践している体の洗い方やお肌ケア方法のポイントをお伝えします。

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子供に合ったせっけんやシャンプー選びが大切。

アトピー性皮膚炎の我が子を見ていて感じること。
様々なストレスがお肌の状態に影響するということです。
娘の場合、緊張したときや精神的にストレスがかかると体がかゆくなったり、お肌の状態が悪化します。

そんな繊細なお肌だからこそ、直接触れるものは本人の肌に合ったものを選んであげたいですよね。我が家では、体を洗うせっけんは特に気を付けています。

今使っているのは、無添加の固形せっけんです。
香料や着色料が入っているせっけんや液体のボディーソープを使うと、娘が嫌がります。
お肌に合わないせっけんを体につけた途端、「かゆい」と言うのです。

赤ちゃんのころから使っていたのは、「ミヨシのせっけん 泡のボディーソープ」。
ポンプ式のボディーソープですが、無添加のせっけんが泡で出てくるもの。
かかりつけの病院でお肌ケアの指導を受けたときにおすすめされた商品でした。
小さなお子さんにもとても使い勝手が良いボディソープです。

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子供たちが自分で身体を洗えるようになってからは固形せっけんに変更しました。
変更した理由は、泡で出てくるボディーソープは子供がお風呂で遊んでしまったから。
お風呂の床に泡のボディーソープをまいて、スケートごっこをしていたのです。
そんなこともあり、あっという間に容器は空っぽです。

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シャンプー選びもやはり重要です。
子供向けの商品でも香料や着色料を含むシャンプーは我が子には合いませんでした。
冬になると頭皮がカサカサになるのです。

今は、大人も子供も一緒に使えるボタニカルシャンプーを使っています。
そのシャンプーを使い始めてから、背中など体のお肌の調子も良くなったのです。

娘は以前、毎晩就寝時に背中を掻いてほしいと言っていました。
背中をさすったり、軽くかいてあげるとそのまま眠りにつきます。
でも、夜中に体がかゆくて起きてしまうことがあるのです。
その度に私を起こして、背中がかゆいと訴えます。

お風呂上りに保湿クリームも塗っているのですが、かゆみは消えないようでした。
何をやってもあまり改善しない・・・そんな状態が続いていました。
でも、シャンプーを変えたことがきかっけでお肌の調子が良くなったのです。

髪を洗って、すすぐときにシャンプーが体についてしまうからかな?と。
からだ用のせっけんはもちろんですが、シャンプー選びも大切なんだと感じています。

身体の洗い方のポイント

アトピー性皮膚炎の湿疹には黄色ブドウ球菌がいるそうです。
毎日のお肌ケアで重要なのは、このお肌についた黄色ブドウ球菌や汗などを洗い流すこと。

我が家で実践しているのは、病院で教わった身体の洗い方。
ごく簡単な洗い方ですが、いくつかポイントがありますのでご紹介しますね。

    1. 固形せっけんを使う場合はスポンジで泡立てておきます。
      泡立てたせっけんを使うことがポイントです。
    2. 泡立てたせっけんを手に取り、全身を包み込むようにやさしく洗う。
      イメージとしては、女性の洗顔です。
      ここで気を付けなければならないポイントが一つ。
      それは、決してスポンジでお肌をこすらないことです。
      スポンジでこすると、お肌の表面を傷つけてしまうこともあるからです。
    3. 湿疹があると、その部分にせっけんが付くだけで痛がります。
      湿疹のある部分はこすらずに、せっけんの泡を付けるだけでOKです。
      そして、すぐにシャワーでせっけんを流してあげてください。
      痛みも和らぐようで、子供は落ち着きます。
    4. 素早くシャワーでせっけんを洗い流しましょう。
      せっけんがお肌についている時間が長いと、必要以上に皮脂を奪ってしまいます。
      皮脂が少なくなり、お肌が乾燥するとかゆみが増してしいますよね。

      小さい子は関節にせっけんが残りやすいので、関節部分はとくによく流してください。
    5. 湯船につかっていいの?
      我が家では、アトピーの症状が悪化している時は、湯船にはつかりません。
      湯船につかって体温が上がると、余計にかゆみが増してしまうからです。
    6. 子供が入浴を嫌がったり、体を洗う時に痛がったら・・・。
      私はとにかくテンションを上げて励まします。
      「痛いのは、見えないバイ菌さんいるからなんだって!早くやっつけよう!」と
      言葉をかけながら、素早く洗います。
      子供は素直だから、見えないバイ菌がいることもちゃんと信じてくれますよ。

入浴後のお肌ケア

入浴後のお肌ケアは「素早く」が大切です。
病院で教わったお肌ケアのポイントなどをご紹介します。

  1. 入浴後は素早く体の水分をふき取ります。
    タオルは洗濯した清潔なものを使います。
    毎回清潔なタオルでやさしく拭き取ることが大切です。
  2. 水分をふき取るときは、タオルでゴシゴシこすらないように気を付けてくださいね。
    ゴシゴシこすると気持ちがいいのですが、お肌の表面を傷つけてしまいます。
  3. お肌が乾く前に素早く保湿クリームやお薬を塗ります。
    悪化している箇所はお薬をすり込むように塗ります。
  4. 私は「かゆいの治りますように。早く良くなりますように。」
    そんな風に話しかけながら保湿クリームやお薬を塗ります。
    話しかけることで、小さい時でもじっとしてくれていました。
  5. 素早く清潔な下着とパジャマを着せましょう。
    油断すると、子供はお薬や保湿クリームを塗ったあと、そのまま走り回ったり、遊んでしまいます。
    せっかく塗ったお薬や保湿クリームが床や壁についてしまうとその効果も・・・。
    おまけに部屋中ベタベタになってしまいます。
    そんな事態を避けるため、すぐに下着とパジャマを着せてくださいね。

お肌が悪化したときはシャワー回数を増やしましょう!

お肌の状態が悪い時。
お薬を塗ってもなかなか良くならない・・・。
そんなとき、我が家ではシャワーの回数を増やします。
シャワー回数を増やして、お肌に付いた汚れ、黄色ブドウ球菌、汗などをこまめに洗い流しましょう。

我が家では、多い時は1日3回体を洗います。
夕食後の入浴に加えて、朝の支度の時や幼稚園や学校から帰宅してすぐにシャワーです。
さっとシャワーで体を洗い、素早くお薬や保湿クリームを塗ります。

せっけんで洗わずにお薬を上塗りすると、症状が悪化することもあるそうです。
お肌に付いた汚れなどをきちんと洗い流してからお薬を塗り直してくださいね。

また、せっけんで洗い流すことで、かゆみが治まることも多くあります。
我が家では「かゆくなったら洗う」が基本です。

小さな子供は手が荒れることも多いですよね。
特に指の関節が切れてしまうとなかなか治らない。
食べ物を手づかみで食べたり、お砂で遊んで手が汚れますよね。
その汚れもすぐにせっけんで洗いましょう。

お肌ケアを続けると、汚れに対して神経質になってしまうこともあります。
「せっかく治ってきたのに。そんなことしたら、またかゆくなっちゃうよ。」
私がよく言ってしまう言葉です。

でも、子供の行動を制限することは、その子にとってストレスになることもありますよね。
だから、最近は「汚れたらせっけんで洗えばいい」と考えるようにしています。
せっけんで洗ったら、湿疹の出ているところはお薬を。
安定しているお肌には保湿クリームを塗ってあげてくださいね。

1日3回のシャワーで毎回きれいなバスタオルを使うと、洗濯物が多くなります。
タオル生地のバスタオルは乾きにくく、収納する場所もいつもパンパンなのが悩みでした。
そこで、見つけたのがリネン(麻素材)のバスタオル。
薄手で乾きやすく、肌触りもやさしい。

部屋干ししても、カビないし、ほこりが出にくいのも我が家にはピッタリ。
子供たちもリネンのバスタオルがお気に入り。
中でも一番肌の弱い末っ子はリネンのバスタオル以外使わなくなりました。
我が家で愛用している(有)生活アートクラブのリネンバスタオルはこちらから。

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まとめ

子供のアトピー性皮膚炎を悪化させないお肌ケア。
我が家で実践しているきれいなお肌を保つコツをもう一度簡単にまとめます。

  1. 子供に合ったせっけんやシャンプー選びが大切。
    ⇒お子さんに合ったせっけんやシャンプーを見つけてくださいね。
  2. 身体の洗い方のポイント
    ⇒泡立てたせっけんでやさしく包み込むように洗いましょう。
  3. 入浴後のお肌ケアは「素早く」
    ⇒お肌が乾く前にお薬や保湿クリームを塗りましょう。
  4. お肌が悪化したときはシャワー回数を増やしましょう!
    お肌に付いた汚れ、黄色ブドウ球菌、汗などをこまめに洗い流すことが大切です。
    そして素早くお薬や保湿クリームを塗り、症状の改善を目指しましょうね。