肌も強く、アレルギーもないと思っていた長男。
実は、彼にもアレルギーがあったのです。
その食材は幼いころから苦手だった「くるみ」。
小さい頃はあまり口にしない食べ物ですよね。
くるみ入りのクッキーをほんの一口食べるだけで「これ、好きじゃない」と。
「そんなに苦手なんだぁ。」くらいにしか思っていなかった私。
特に気にすることなく過ごしていました。
本人もあまり意識せず成長し、小学4年生になったある日。
スーパーの食料品売り場に訪れた時のこと。
息子は売り場で行っていた試食のパンを食べたいと言うのです。
そのパンは息子が苦手なくるみが入ったパンでした。
一応、くるみが入っていることを伝えましたが、どうしても食べてみたいと言います。
本人がそう言うなら平気だろうと思い、試食することに。
そして一口食べて飲み込んだとたん、口がかゆい、のどがかゆいと大騒ぎ。
口とのどのかゆみは15分ほどで治まりました。
症状的には「口腔アレルギー症候群」なのかなと思います。
このことがきっかけで、幼いころから苦手だった「くるみ」にアレルギーがあったと気付いたのです。
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小さい子供は食べた時に感じたことや苦手な理由をうまく表現できません。
どうしても食べたがらない、食べると機嫌が悪くなる・・・。
そのような野菜や果物の中には単なる好き嫌いでなく、食物アレルギーや口腔アレルギー症候群の食材があるかもしれませんね。
私自身、アレルギー体質の子供を育てる中で、マクロビやグルテンフリーなどの食事法についても勉強してきました。
そんな中で感じることは、「人それぞれ、体に合った食材は違う」ということです。
一般的に体に良い、お肌に良い、腸に良いと言われる食べ物がありますよね。
良いと聞いた食べ物でも体質によっては、「合う」「合わない」が出てくるからです。
例えば、今話題の発酵食品。体質に合えば、積極的に摂取したい食材ですよね。
でも過敏性腸症候群の人は発酵食品を摂ることで腹痛につながることもあるとか!?
また、食べなれた食材でも体調や季節によって、アレルギー反応を起こすことがあるようです。我が家の長男は冬になると「トマト」が苦手になります。
食べると口の中がかゆくなったり、くちびるが腫れてしまうこともあります。
ですから、私は子供たちに無理に食べさせることはしません。
食べられない食材があっても、それはわがままではなく体に合わないのかもしれません。
必要な栄養が取れて、食事を楽しめたら、それだけで幸せですよね。