食べ物

食物アレルギーっ子の非常食は日常備蓄・回転備蓄で備えましょう!

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9月1日の防災の日が来ると、非常食や防災グッズが気がかりになりますよね。
不安を感じながらも、食料や飲料のストックがあれば、なんとなく大丈夫な気がする・・・そんな方も多いのでは?

過去の震災後の避難所の様子をニュースで見た時に、配給された食料が菓子パンだと報道されていました。小麦や乳製品、卵に食物アレルギーがあったら食べられるものがないかも!?と、すごく不安に感じたことを覚えています。

それ以来、我が家では日常備蓄・回転備蓄(ローリングストック)を意識して生活しています。今回は、日常備蓄・回転備蓄の取り入れ方をご紹介します。

飲料水・水分は最低でも1週間分以上は用意しましょう!

東京都の防災ブックには「支援が届くまでの少なくとも1週間は、誰にも頼らず暮らせるように備えることが「備蓄」です」と書かれています。

1週間の備蓄と言っても、すぐには具体的な内容が思い浮かびませんよね。
飲料水は1日に1人3L必要です。
飲むだけでなく調理にも使うので飲料水の確保はとても重要です。

5人家族の3日分で1人3L×3日分×家族の人数5人]なので、45L必要になりますね。
1週間だと[1人3L×7日分×家族の人数5人]で105L。2Lのペットボトル約53本分です。

2Lのお水を53本もキープし続けるのはご家庭によっては置き場もなくて大変ですよね。
そこで、回転備蓄の考え方を取り入れましょう。

非常時には持ち出し用に500mlのペットボトルもあると便利です。
500mlの飲料水48本で24L分。
500mlのペットボトルは外出時やキャンプ、アウトドアでも活躍するので、必要時に使いながら不足した分を買い足します。

飲み物として買い置きするなら、常温保存できる野菜ジュースやフルーツジュースなど普段使いできるものもおすすめ。日常生活で消費しながら、不足分を買い足す回転備蓄にぴったりですね。
野菜ジュース200ml24本で4.8L
フルーツジュース200ml24本で4.8L
スポーツ飲料2L×12本で24L

105Lー24L-4.8Lー4.8Lー24L=47.4L

飲料水は残り約48L必要なので、2Lのペットボトル24本キープとなります。


我が家は【生活クラブ】の宅配を利用しているので、飲料水やお気に入りのジュースなどは配達してもらっています。
我が家でいつも配達してもらっているのは果実分100%の粒入り温州みかんジュース。
3人の子どもたちも大好きなので、回転備蓄の回転が速い(^^;)

生活クラブでは、食材の他に、非常時に役立つ即席麺やお水、アルコールなどさまざまな飲料やトイレットペーパーや洗剤などの日用品も取り扱っています。

食品添加物を避けたいと考えている方には、生活クラブはおすすめです。
冷凍食品やラーメンもこだわりの食材と厳しい基準で作られてるのに、価格は決して高すぎない。

食物アレルギーのある家族がいる場合の備蓄は1週間分以上

日常備蓄は簡単に言うと「いつもの食品をちょっと多めに買い置きしておく」という考え方です。一般的な家庭であれば冷蔵庫の中やその他の買い置きで1~2週間分の食料になるそうですよ。

ただ、家庭に1週間以上の備蓄があると言っても、実際にどう乗り切っていくのか想像できませんよね。そこで、具体的なイメージができるよう表にまとめました。

1週間の乗り切り方イメージ

1日目~3日目 冷蔵庫・冷凍庫の中の食材で傷みやすいものから順に食べる。
4日目~6日目 日常備蓄や回転備蓄している食材を中心に食べる。
7日目 非常食やインスタントヌードルなどを食べる。

じゃがいもやニンジン、たまねぎなどの根菜類や乾物は常温での長期保存が可能なので、日ごろから多めに買い置きしておくといざという時に役立ちます。

最近では「災害時だからこそ食べなれた味を」というお話をよく耳にしますよね。
冷蔵庫・冷凍庫の中は普段から3日分の食料があると安心できますよ。

下の表は東京防災ブックに書かれている一般的な日常備蓄の例です。
実際に何をどのくらい用意しておけばいいのか、具体的な食品などはご家庭の好みや食物アレルギーの種類により異なります。

主食 レトルトご飯や麺類
主菜 缶詰、レトルト食品、冷凍食品
缶詰 果物、小豆など
野菜ジュース 日頃から飲みなれたもの。
加熱せずに食べられる物 かまぼこやチーズなど
菓子類 チョコレートなど
栄養補助食品
調味料 しょうゆ、塩など

一例として、乳製品・卵アレルギーの我が子のために用意している日常備蓄食材をご紹介します。

我が子は現在、小麦は普通に食べられるようになりましたが、災害時の体の疲れやストレスで食物アレルギーが出やすくなることを予想し、小麦も使っていない食材を日常備蓄しています。

簡単に表にまとめてみました。

主食 無洗米、アルファ米、切りもち、アレルギー対応麺(フォー)
ホワイトソルガム粉、じゃがいも
主菜 缶詰、ビン詰め
レトルト食品(アレルギー対応レトルトカレーなど)、
冷凍食品(冷凍コーンや冷凍えだまめなど常備してます)
缶詰 果物、小豆など
野菜ジュース 日頃から飲みなれた野菜ジュースや果実分100%みかんジュース
加熱せずに食べられる物 さきいかなどのおつまみ、ドライフルーツ
菓子類 ゼリー、飴、むきぐりなど
栄養補助食品 青汁粉末(普段からお料理に加えたりして食生活に取り入れています
調味料 しょうゆ、塩、ケチャップ、マヨネーズ風ドレッシングなど

非常食として備蓄している主食は「無洗米」「切りもち」「アルファ米」です。
無洗米は5kgまたは10kgを常に買い置きしています。

日常でもよく食べる切りもちは1kgをキープするようにしています。
ホームベーカリーでお餅つきをして、冷凍することもありますが、忙しい時は市販の切りもちを購入して保存するようにしていますよ。

水だけ入れれば食べられるアルファ米は20食分。
我が家はまだ子供が小さいので家族5人でも4~5食分になります。

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最近、食物アレルギーの我が子用に非常食として買い足したのはエースコックの海鮮だしフォー。アレルギー物質は「えび・大豆・豚肉」です。
試食をして、我が子が気に入ったので備蓄に取り入れることにしました。

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小麦が食べられないときからお世話になっている中野産業さんのホワイトソルガム粉も日常備蓄しています。

我が家のホットケーキはホワイトソルガムのお菓子ミックス粉でつくることが多く、食物アレルギーのない家族も普段から食べなれた味になっています。
小麦より栄養価も高いので、小さなお子さんからご年配の方までおすすめしたい食材です。

《中野産業》ホワイトソルガムのお菓子ミックス【300g】

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災害時の非常食で主菜(おかず)といえば、レトルト食品や缶詰が主流ですね。
普段食べなれない食品や濃い味付けで胃腸の調子が悪くなったりすることもあるそうです。

日常の食事でもレトルト食品や缶詰をたまに取り入れて、味に慣れることも必要かもしれませんね。
また、ご飯に混ぜると食べやすいなど、食べ方の工夫も確認しておくと安心ですね。

アレルギー対応の非常食も増えています。
主食からおかしまで、いろいろな非常食がセット商品もありますよ。
気になる方はこちら↓
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災害時だからこそ、子どもにはお気に入りのお菓子や飲み物を用意してあげたいですね。
常温保存可能なゼリーやドライフルーツ、アレルギー対応のお菓子やアメなど甘いものがあると気分的にもホッとします。

成城石井にはグルテンフリーのお菓子やアレルギー対応のお菓子が充実しているので、チェックしてみてくださいね↓↓↓

栄養補助食品として日常で取り入れている青汁粉末。
我が家ではカレーのルーに加えたり、パンケーキの生地に混ぜたりと日常の野菜不足解消にも役立てていますよ。

調味料はプラス1で常備しておくと安心ですね。
我が家で活用している食物アレルギーっ子におすすめの調味料は、こちらの記事でご紹介しています⇒食物アレルギーっこのママにおすすめの調味料

まとめ

防災グッズや備蓄について一度じっくり考え、ご家庭に合った備蓄の仕方を探ってみてはいかがでしょう?備蓄できそうな食品を買って、家族みんなで試食してみると防災意識も高まります。

日常備蓄や回転備蓄で無理なく1週間分以上の水分と食料を蓄えましょう!